前回の続きです。
おさらい
ベビーケーキ: ラブランド家の真っ白ふあふあな猫。一階に執着する癖がある。
ミネット: バード家のシャム猫。ふっくらジューシーなアレにご執心。
グレイシー: ラブランド家の素敵な女性シム。なぜか飼い猫のベビーケーキに嫌われている。
アルーエットにオリオール: バード家の磁器人形のような姉妹。猫より鳥が好き。
今回のお話には、ちょっとアダルトな話題がでてくるので、苦手な方や、お子様は読まないでね。
大人の方のみスクロール↓↓
アパルーサ平原、ラブランド家。
嫌ならいいさ。あたし一人で狩の練習してくるさね!バリバリッてさ!
おや、あんた震えてんのかい?
グレイシーなら、庭で踊り狂ってるさ。心配ご無用。
二階は化粧室と、
入っちゃダメだよ、ふっくらしたアレはいないからね!
ああ、分かった分かったよ。
!!
目が痛くなるねぇ、この照明は。
それになんだい、でっかい鏡。何を映すつもりかねぇ。
馬の頭につけるもんだと思うよ。鞍もあるし・・・馬を飼ってるのかい?
ううん、飼ったことないと思うけど。
??
・・・あの、何か縛るんだと思う・・・縛ってって声が・・・
へ、へぇ?
・・・それから叩いたりもしてるの。他にもいろいろ、怖い音がして・・・
夜中ずっと聞こえてくるから、ベビーケーキ、ソファの下に隠れるの・・・
グレイシー、やばいって! ロドニーが下にいるだろ。
もう帰るって。気にしない、気にしない~
このじゃじゃ馬ちゃんめ。俺がみっちり調教してやらねーとな。
あーら、生意気言うじゃない。乗っかるのは、私のほうよねぇ~。さあこっち来なさい!
あ、おい、部屋に連れ込むなって。
ガチャガチャ
グレイシー!!
はぁい。今行くわ~ ロドニー!
しょうがないわねぇ、おあずけよ。後でたっぷり遊んであげるわ、ポニーちゃん。
ふぅ。助かったぜ。
おおぅ。危機一髪だったねぇ。シムのうふふなんて見たくないからねぇ。それも、ちょいと変わったうふふらしいし。
・・・あんた、大丈夫かい?
あんたのいう、夜中の怖い音の正体、分かったじゃないか。
グレイシーと、あの男との・・・だけじゃないかもしれないが・・・、うふふの音だね。
愛しあって・・・いない場合もあるらしいが・・・概ね、愛し合ってる二人でやる、お楽しみのことさ。
グレイシーちゃんたち、遊んでたの?誰も痛いことされてないの?
痛いのも悦びのう・・・ゲフン、ゲフン。とにかく、あんたが怖がるような音じゃないってこと。
ミネット! いらっしゃい、帰るわよ!
* * *
あんたも、そのうち、グレイシーの気持ちが分かるようになるよ。
好きなオス猫でもできたらね! グレイシーのことなんか忘れきって、オス猫のことしか考えられなくなるのさ。
そいつはまた別さ。ふぅん。またまたヨダレが出てきたねぇ。
さあ、とっとと車に乗りな、アルーエットにオリオール! ふっくらジューシーなアレが、家で待ってるよ。
ロドニーはグレイシーの恋人です。金持ちIT実業家、最近は馬の繁殖に手を出している。きっと、飼うほうは苦手。