2010/08/08

Firbank Hall


おおっと、広告表示されてて驚きました。ここ、一ヶ月放置してたんですねー。
いろいろ忙しくて手が回らなかった。でもシムズ、全然飽きないです。

アリエッティ/ソフィー大叔母のお屋敷

Firbank Hall
40×40 Residential Lot (sims3) NOCC
Single Bed×2、Double Bed×2、WC×5、Bath×4、Parking×1
→download(Exchange)

ジョージアン建築のカントリーハウスを想像して作ったLotです。
他のLotと同じく、CCなし、AMBまでの公式オブのみ使用しています。
ジョージアン建築って何?ってとこから始めたので、下調べに凄い時間とられたのですが、調べれば調べるほど… このスタイルって素敵ですね~。

好きな方、すみません。そういう訳で、”にわか”なので、いろいろ間違ってるLotです。
玄関からして違いますが、二階にベランダつけるのが好きなので…。

赤いレンガの建物が本邸で、くすんだ黄色っぽいレンガのほうは元々サービスエリアが詰まっていた部分という想定です。

一階と二階です。この他にからっぽの三階と、ネクター置き場になっている地下があります。
Firbank-1FF.jpg Firbank-2FF.jpg

一階は、玄関ホールを中心にして、応接室、食堂、図書室、WCが囲むように並びます。

折り返し階段の踊り場は、二階の床を下げる方法ではなくて、一階の基礎をあげる方法で作っています。一階にいるシムに視点固定していても、階段が消えないので。

s-Firbank-Hall.jpg s-Firbank-libraly2.jpg

ホールの右手に図書室(というか朝の間)があります。午前中をまったり過ごすのに使ってた感じで。(そういう設定なので、午前中の日が朝の間に入る向きに、Lotを設置しています。)
窓際に書き物机、暖炉もあります。花瓶にはバラがいっぱい。

廊下を挟んで向こう側は食堂です。エジプト土産のファラオが見ているので、少しぴりっとした雰囲気で、食事をすることになるのかと。

s-Firbank-diningFire.jpg s-Firbank-diningMiteru.jpg

食後は、テラスを超えて、応接間に移動します。

s-Firbank-baywindow.jpg Firbank-backyard.jpg

応接間のベイウインドウのある側は、暖炉で温まりながらくつろいでおしゃべりしたり、読書するエリア。反対側のエリアには、チェス、ギター、絵を描く道具、お茶道具や小さい水場が置いてあります。
ベイウインドウから、外のテラスに出られます。
Lot内のオブジェクトの位置を変えなければ、自動的に、ギターはテラスで弾くことになります。誰かのギターを聴きながら、テラスでお茶するのも気持ちいい。

二階の廊下の先には、勉強部屋があって更にその奥には子供用の寝部屋があります。寝部屋の向こうのドアから、専用のバスルームに行けます。

s-Firbank-dayNursury.jpg s-Firbank-nightNursery.jpg

暖炉の脇には飾りだながあったりして、子供にはもったいないなと思うくらい広い部屋です。
昔はここで家庭教師が教えていたのだからそんなものかなと思って作りました。

子供部屋に行く手前に、主寝室があります。

s-Firbank-mainBRdressing.jpg s-Firbank-mainBRbed.jpg

こちらも、専用の居間と一番大きなバスルーム付です。
二階には、屋根裏部屋に上がる階段もあります。屋根裏部屋はからっぽです。


一階に戻りまして、玄関ホールからの廊下の先には、緑の布張り扉(防音防臭のため、ラシャ張りという設定)があります。ここから先が、使用人用のエリアだったところです。
開けたすぐには台所。隣は洗濯室。本邸と比べたら内装の手の抜き方がひどい。

s-Firbank-kitchen.jpg s-Firbank-laundry.jpg

洗濯室は、屋根裏部屋に上がる階段室と兼用です。
屋根裏には、使用人室だった2部屋と、シャワールームがあります。
洗濯室から家の裏に出られます。塀に囲まれた裏庭には、物干しと、地下室への階段があります。地下室にはネクターラックが置いてあります。
洗濯室の奥の部屋は、住み込みの使用人がいなくなって空いたという設定で、アトリエにしました。作業中の火事に対応できるよう、シャワールーム付です。


建物の前には、塀で囲まれた畑があります。後ろには、小さい庭。

s-Firbank-gardenUP.jpg s-Firbank-garden.jpg

庭には、彫刻スキルで作れるトピアリーを数点配置しています。ねたばれしたくないかたはご注意下さい。柳の下には小さな池もあります。



ファーバンク屋敷と聞いてピンとくる方は少ないと思うのですが、これは、ジブリの「借り暮らしのアリエッティ」の原作、「床下の小人たち」の舞台になった屋敷を再現しようとして作ったものです。
シムズ特有の縛りもあるし、シムの動きやすさと両立しようともしたために、再現率は100%にはならなかったんですが。

私的には、「うっわ、ここがアリエッティの格子窓か~」とか、「ここにポッドの穴があって、朝の間の下を通って台所の床下に繋がって~」とか、「ボッドが”見られ”たカーテンはこれ!」とか、作っていてすごく楽しかったです。子供の頃に一生懸命想像していたお屋敷を、こうして形にすることができるなんて、思ってもいませんでした。あの頃の私が聞いたら、嬉しくて飛び回ってるでしょう。

アニメは見ていないのでわからないのですが、原作おすすめです。児童書で、小4位から読めるかな。原作者の方の観察眼が凄いです。子供の頃は、状況描写の緻密さに魅了されたのですが、今になって読むと、人物描写の鋭さにも驚きます。人や物などいろんなことへの飽くなき好奇心って奴がないとこうはいかないんだろうなぁ。だからこそ名作なんでしょうねぇ。

アリエッティで検索されて来られた方、小人ものの、ちまちました感じが好きでしたら、シムズシリーズおすすめですよ。

11/12/17 追記します。
アニメ「借り暮らしのアリエッティ」を、地上波で初見しました。キャラクターもストーリーも、原作とは別物ですね。ジブリらしくまとまった佳作でした。
このアニメで、この記事のこと思い出したので、原作のお屋敷の元になったと思われる建物のリンク貼っておきます。