建物を建てるとき、まず最初にすべきなのは、整地だと思います。
なにか理由があれば別ですが、そうでなければ、せめて建物を建てる部分だけでも、区画を平らにするツールでならしておくほうが、後々、楽です。
基礎は最初にクリックした地点を基準にして、高さが決まります。 整地していない凸凹の土地の中では、基礎を作るたびに、高さの違う基礎ができる可能性があります。これが結構めんどうです。ちょっと高さが違うだけで、基礎と基礎の間に壁や床が繋げられなかったり、階段が設置できなかったりしますので。
整地といっても、区画内を全て同じ高さにする必要はありません。
あえて土地に高低差をつけて、建物を建てるのも面白いです。要は、階段が設置できる高低差になっていればいいので、階段一つ(4段)の高さを基準にして、土地の高低を計画します。
では実際に、階段3つ分の高さに地形を上げたいときはどうするのでしょう。階段2つ分下げたいときは?
地面の高低調整の方法
ゲームに用意されている、地形を上げる/下げるツールでは、アバウト過ぎて、うまく調整することができません。1クリックで一体どのくらい上げ/下げできるのか。
階段と柱を使って、土地の高低を調整する方が、正確に調整できます。
※以下、階段一つ分の高さを、高さ1としています。
地面を下げるときは、階段を使う。
- 地面の中に階段一つ(4段)を設置すると、階段にあわせて土地が凹みます。
- 凹んだ底を基準にして平坦にするツールでならせば、もとの地面から -1 低くなった土地ができます。
地面を上げるときは、地形を上げるツール + 柱を使う。
- 地形を上げるツール(角ブラシ大でブラシの強さが一番シャープなもの。)で、柱の高さより高く盛り上げた丘をつくります。
- その丘のぎりぎり近く(丘の中ではなく、外側)に柱をたてます。
- 柱のすぐ傍の丘が、柱の高さ(高さ4)より階段一つ分下がった高さ(高さ3)にまで、凹みます。
- 凹んだ底を基準にして平坦にするツールでならせば、地面から +3 高くなった土地ができます。
応用
- 元々の地面の高さから、高さ1、盛り上げた土地を作るとき。
- 地形を上げるツールで、高さ4以上の丘を作る。
- 丘のすぐ傍に柱を設置。
- へこんだところ(高さ3)を基準にして丘を平坦ツールでならす。
- 丘の上(高さ3)から、階段を2つ(8段)設置。
- 階段の底(高さ1)を基準にして、平坦ツールでならす。
実際にはここまで細かく調整することはありません。柱や壁などをものさしにして、目測で、この区画の中で一番高くしたい高さまで、地形を上げるツールで盛り上げ、そこから階段設置で調整、程度で良しにしています。目測が誤った分、道路からちょっとあがったりさがったりした土地になるのですが、その程度なら気にならないし。
道路際までタイルを敷き詰めたいなんて時は、別。道路と地面の高さをきちんと合わせておかないと、タイルが斜めってしまいます。
追記
>ゲームに用意されている、地形を上げる/下げるツールでは、アバウト過ぎて、うまく調整することができません。1クリックで一体どのくらい上げ/下げできるのか。
と書きましたが、ゆうみシムさんの記事「ドームの作り方」の中で、1クリックでどのくらい上げ下げできるのかが書かれています。これで細かい調整の仕方が分かりました。